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スマトラ沖地震チャリティー活動のお知らせ
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2004年暮のスマトラ沖地震では大変多くの方が犠牲になり、現在もその傷跡を抱えながら復興の道を歩む方が大勢いらっしゃいます。お亡くなりになられた方のご冥福を心からお祈り申し上げます。家を失い、家族を流され、学校や仕事もなくなり、絶望の淵に足すくむ時、何が人々の生活に光を差し込むことでしょうか。心細い思いをしている子供達に何ができるのか?罹災を免れた者として、何らかのお手伝いをさせていただけたらと、この度インドを訪問することに致しました。 2月のバレンタインデーには大好きな方へチョコレートやプレゼントを贈る習慣が日本では定着しております。誰かを大切に思う愛情のおすそ分けをインド・ケララ州の子供達へ出来たら・・・という趣旨に賛同して下さる方々のお力添えを得て、2月15日から約10日間の支援活動を予定しております。短い滞在期間ですが、あくまでもこれは長い復興の道のりのお手伝いの第1歩であり、これからも有形・無形のサポートは出来る限り続けて参りたいと思っております。 |
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ユニセフの医療活動でもケララ州で1万5,000人の子どもにはしかのワクチンと感染症への抵抗力を向上させるビタミンAの投与が実施されます。復興には何段階かのプロセスが必要だと思われますが、身体の次は心のケアが求められることでしょう。戦後の日本もチョコレートを求め走り回っていた子供達が大勢いました。
また10年前の阪神大震災でも甘いチョコレートが子供達の心に潤いを与えたという報道もされました。復興という大事業ではとかく後回しになりがちなプラスアルファの部分ですが、甘いもののもたらす癒しの力や喜びを伝えるのは、飽食の時代を迎え津波による被災を国土として免れた日本にとって大切な仕事のひとつではないでしょうか。 今回はチョコレートやキャンディーとあわせて、インファントマッサージのオイルも配布する予定です。天災の後は生活を立て直すことに必死になり、子供達との安らぎの時間などは後回しになりがちですが、傷ついた心を回復させるには家族の触れ合いが何よりも大きな役割を果たします。インファントマッサージ誕生に多大なるインスピレーションを与えたインドの大地で、マッサージという静かな対話の時間のお手伝いが出来ればと考えております。オイルを使って実際にマッサージを行い、現地で伝統的に続けられてきたものに加えてIAIMの手技も新しい情報として伝えながら、心のゆとりを回復させるきっかけ作りのサポートを予定しています。 現地と日本の間には飛行機を乗り継いで13時間半以上かかる遠い道のりが横たわっていますが、私共の趣旨に賛同し、この距離を埋めてくださる航空会社の深いご理解に感謝申し上げます。 2005年1月 チャイルドレスキューセンター 所長 草間裕子 |
チャイルドレスキューセンター スマトラ沖地震チャリティー活動 予定表
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協賛: シンガポール航空
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